パワースポットナビ トップ > 和歌山 > 熊野 > 2018年4月 熊野例大祭-2

2018年4月 熊野例大祭-2

更新日:2018/5/18

さて、いよいよ例大祭当日!
御創建2050年の、記念すべき例大祭の様子を、お届けしていきます!

本殿祭

まず初めに行われる本殿祭は、9時開始予定。
朝から雨がぱらつく中、8時20分には本殿に入ったのですが、駐車場は満杯。
到着が10分も遅れたら、車が停められなかったことでしょう。
一応私は9時に伺いますと予約をしていたので、中の椅子に座らせて頂きましたが、今回は三笠宮彬子女王殿下もいらしていて、厳かにスタートいたしました。

初穂料をお支払いして、きちんと参加させて頂くと、このようなちょっとしたお弁当や、たくさんのお土産を頂くことが出来ます。

ご神事では、全員の玉串奉奠を、丁寧に1時間ほどかけて、行われました。
 この人数です。
開虎祭などでも毎回思いますが、熊野の素晴らしさは、この細やかさと思いやりと、愛にあふれたおもてなしに現れています。
この後、午後一時の渡後祭までの間に昼食を頂きましたが、お茶やお茶菓子など、至れり尽くせり。

会場内には、八咫烏の折り紙体験コーナーというものがあり、子供たちから可愛い折り紙を頂きました。

渡後祭

帰路の都合上、最後の斉庭神事まではいられなかったので、これが今回私の参加出来た最後の神事。
こちらはとても華やか!

こちらのお嬢さんたちが身にまとっているのは、つぼ装束。

彼女たちが待っているところに、本殿から大斎原まで、約一時間かけて大移動が始まります。

山伏、みこし、氏子総代などが、行列をなして、神殿の前から発進し、華やかに進んでいきます。

この小さな子たちは、神様。

13日の八撥神事(やさばきしんじ)で神が降臨したしるしに、額には『大』の字が書かれていて、この稚児たちは、神事の時以外地面に降ろしてはならないとされるため、父兄がウマと呼ばれる役になり、肩車をして移動させます。

そうして、御旅所が設けられた大斎原に渡御し、午後二時より、斉庭神事が行われます。

残念ながら、私が参加出来たのはここまで。
最後の護摩焚きまではいられなかったので、ご祈祷を託して参りました。

最後はこの、気持ちのよい空。

今回もまた、すがすがしい気持ちになる、素晴らしい時間を頂くことが出来ました。

神様との相性?

私がいつも行く神社は、結構絞られていますが、ここが特別素晴らしいと限ったわけではありません。

皆さんが神社を訪れるときに大切にしたほうが良いことはまず、御祭神がどういうものかということ。
私は、どういう形でこの神社が作られてきたのかというストーリーを大切にしています。
日本神話などにも書かれていますが、それぞれの御祭神の『役割』といったものの影響をすごく強く受けます。

熊野の神々から、私は強いパワーを感じます。
何かやりたいことがある時、迷ったとき、そういう時にこちらを訪れると、何かヒントを得たり、背中を押して頂いたり、道を切り開く力のようなものを授かるような気がします。

私は、伊勢でお参りするのは国のこと。
自分のことをお参りするときはこの、熊野三山、特に本宮を三回訪れます。
朝一番に訪れて、自分の気持ちを整理してまた夕方訪れたり、そうしているうちに迷いが晴れて、翌朝ご祈祷を予約し、結局最初の願いとは違うことをお参りすることになる、ということも少なくありません。
そして、そこから、熱田神宮、諏訪大社、霧島神宮行きたいとなるのは、その人の今やりたい事やお役目に従って、それぞれなのです。
熊野で気持ちを整理し、力を蓄え、そこから意思を明確にし、それぞれが好きな神社をまわる。
そうすることで、それぞれのご神事の意味が、真に理解出来るはずです。
これが一番、ご利益を頂くことが出来るお参りの仕方ではないかと思います。

神様にお会いするときは、やみくもにラッキーを祈るのではなく、あなたがいかにして願いを叶えることが出来るか、最後の後押しと力を授けて頂くのです。
ただの観光ではなく、何のために行くのか、自分を整えてから行くことで、その参拝が何倍にも意味を持ったものになるでしょう。
新年の願い事でも、事業や学業の成功を願うというのでも、何でも良いのですが、気持ちを整理してからお参りすると、現地で受けとるものが、何かしらきっとあるはずです。

私が、神事とはこういうものですよ、と、文字や写真でお伝えするだけでは伝わらない、あなた本人にしかわからない何かが、やはり現地でしか得られない何かが、あるのです。

ぜひご自分の足で、まずは近場のところから訪れてみて下さい。
それは何も、有名な神社でなくても構わないのです。
試しに、お住いの地域で一番近いところのいわれや御祭神について、調べてみましょう。
少し気になるところがあれば、社務所などで気軽に訪ねてみると、いくらでも素晴らしいお話を伺うことが出来るはずです。
そうして、私にとっての熊野のような、あなた自身の最大のパワースポットを見つけることが出来るでしょう。
神様ともきっと、相性のようなものがあるのではないでしょうか。
ご縁を大切にしてみて下さい。ここは何だか落ち着くな、という感覚でもなんでも、あなた自身がフィットするところを感じ取ることが出来たら、最高ですね。

ちなみに、日本神話を知る良いきっかけに出来そうなものが、フランス人の画家、マークエステルさんの書かれたもの。絵本になっている、『日本神話』です。
ぜひ一度、ご覧ください。