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モーゼとキリストと私(2017年11月)

更新日:2018/4/7

ヨルダンには、聖書にまつわる見どころが多くあります。
今回はその中から、モーゼ終焉の地とされる『ネボ山』、そして、キリストの洗礼の地といわれる『ベタニア』について、お届けします。

約束の地をのぞむ

旧約聖書に、モーゼがエジプトで苦しむイスラエルの民を救いだす、「脱エジプト記」があります。
カナン(パレスチナ)を目指したモーゼは、途中経由したヨルダンの、パレスチナをのぞむこの「ネボ山」で倒れ、葬られたという話です。
私は、カトリックの学校に行っていたので、幼い頃から、モーゼの十戒を何度も読みました。
約束の地を目前に、皆と会うことが叶わないまま、この地で果てたモーゼのことに想いをはせると、そのパワーを感じます。
その場所にはただオブジェがあるだけで、何もないともいえます。

しかし、4世紀に建てられたモーゼを記念した教会があり、

資料館では、その世界観に触れることが出来ます。

こちらを訪れるなら、旧約聖書を少しでも読んで行くと、全く感じ方が変わるはず。
ぜひ、基礎知識を仕入れて訪れてみて下さい。

ネボ山は、死海の東側にある標高800mの小高い場所で、海抜-420mの死海からすると、1200mの高い山に感じられるでしょう。
この地で、モーゼは、ヨシュアを後継者とし、はるかに望むパレスチナを指し、カナンへ行けと後を託したのです。

キリストの洗礼

死海の五キロ北、ヨルダン川対岸のベタニアという場所は、イエスキリストがヨハネに洗礼を受けた場所といわれています。
今はもう、数メートルになってしまっていますが、2000年前には豊かに水が流れていたのです。
そこに立ってみても、何もないに等しいのですが、この地でイエスキリストがヨハネに出会い、洗礼を受けた、始まりの地にやってきたのだと、感銘を受けたことを覚えています。

ここでは、キリストが洗礼のために服を脱いだ場所まで判明しているそうで、予約をすれば、洗礼の体験が出来るそうです。
キリストの洗礼の様子を現したモザイク画もあるので、イメージしやすいでしょう。

目と鼻の先は、もうイスラエル。

握手も出来そうな距離ながら、柵の向こうから、子供たちがこちらを見ているような、そんな場所です。
イスラエルとヨルダンが、今現在このような状態なのだと、生の世界情勢を実感することも出来るでしょう。

真理を求める旅路

私が旅でよく訪れる場所は、結構共通点があります。
クレオパトラやソクラテスといった、ヨーロッパ・中東地域で、何か遠いところでルーツを感じて導かれる場所や、また、日本ではご先祖様にゆかりの地、熊野をはじめとした、直線的な繋がりに導かれる場所。
そして、一度訪れて私のアンテナが繋がった場所には、バカみたいに何度も訪れることになるのです。

私は、何事も深く考えることが好きなので、旅にもそういった傾向が強くあります。
なぜここにこれがあるのかと考えた時に答えが出る…そういったところにより興味を抱くのです。
タロットカードでいうと、『女教皇』と『隠者』が好きで、私の寝室にはこの二枚があります。
『女教皇』は王様の道先案内人で、エジプトではイシスを示します。その手にある本にはすべてのアカシックレコードがあり、知識・情報の象徴でもあります。
『隠者』はモーゼと言われていて、真実を知る人がみすぼらしい格好をして人々に教えを説いていく姿を示しています。
私は、この二人の力に少しでも近づけたらいいなと思い、このカードを掲げているのです。

二枚とも明るいカードではありませんが、私が天命と思い突き詰めている占いというものを考えてみても、このカードの意味するところに通ずるものを感じます。
だから結局、私はここヨルダンでも、モーゼの十戒にまつわる地に導かれるのです。
知恵で民を導いたモーゼ。
私は、少しでもその姿に近づけているでしょうか。
私にとってヨルダンへの旅は、癒しを求めるだけでなく、想いを新たにすることが出来るものでもあるのです。