スペイン・ポルトガル~巡礼の旅1(2015年12月)

テロにも負けず! 今回は、2015年に訪れた、スペイン・ポルトガルの旅をお送りします。 ヨーロッパを周る巡礼の旅。折しもその頃はイスラム国が国際問題となっており、そして出発前はパリでのテロ。周囲の人からは危険だからと言われましたが、私はきっと大丈夫という確信があり、予定通り空港へ向かいました。 エールフランスでパリを経由してマドリッドへ。 翌朝、目覚めてホテルで朝食を食べているうちに徐々に旅気分が盛り上ってきました。 添乗員を含め、12名で大型バスに乗り込み、スペイン巡礼のツアースタートです。 ウエルガス修道院 まずはブルゴスに向かったのですが、大聖堂がミサを行っていたため、ウエルガス修道院へ。 実はこの修道院、シトー派の初期に作られた由緒ある修道院、ぜひとも訪れたかった場所なのです。 私たちは最初に王室の墓所である教会の主身廊に入りました。礼拝堂も複数あり、どれも厳粛な雰囲気が漂っています。気持ちが静まっていくのを感じました。 続いてロマネスク様式の回廊へ。この回廊は本当に美しかった! クラシカルな回廊はしんとした静謐な空気が漂い、どこかミステリアスな雰囲気を感じました。その後はモスク風の礼拝堂、サンチャゴの礼拝堂、博物館を周って外へ。広大な修道院です。 この日ガイドをしてくれたルイスさんが、一番と言ってもいいくらいに熱く語っていたのが、エル・シッドについて。 彼の話ぶりからも、エル・シッドがスペインの英雄であることがひしひしと感じられました。 ウエルガス修道院では聖母子像や天使の像のほか、エル・シッドの像も飾られています。 城壁に飾られたエル・シッドを探しながら、改めて歴史に思いを馳せ、かなり歩き回ったのですが、疲れを忘れるほど感銘をうけた修道院でした。 そしていよいよ、サンタマリア門とブルゴス大聖堂へと向かいます。 ブルゴス大聖堂 ブルゴスはアルランソン川添いにある、中世に栄えた城下町で、かつてはレオン国王の領地でした。現在ではバスク地方とカスティーリャ地方を結ぶ交通の要所で、世界遺産だけでなく、農業・工業が盛んな地としても有名です。 ウエルガス修道院を出たバスに乗り、ブルゴスの旧市街地を抜け、橋を渡って見えてくる白亜の建物がサンタマリア門。 どっしりとした迫力がある建造物です。 15世紀に造られた12の門のうち、残った5つの門のひとつがサンタマリア門です。 16世紀、スペイン王カルロス1世を迎える凱旋門として改築されたもので、城壁の上段に聖母子像、中断の中央にカルロス1世、右に英雄エル・シッドの姿がありました。 門をくぐると目の前に大聖堂が現れます。これがブルゴス大聖堂です。 正式名称はサンタ・マリア・デ・ブルゴス大聖堂。 カスティーリャ王フェルナンド3世の命により建設された大聖堂で、1221年に磁石が置かれ、完成には500年もの歳月が費やされたそうです。 華麗な装飾を施された、芸術性の高いゴシック様式の教会で、入口上部のバラ窓、ランタン尖塔の交差部分の頭上にある繊細なすかし細工の星形ヴォールト、また、キリストや12人の使徒が並ぶ「ポルタダ・デ・ラ・コロネリア」が有名です。 当日はミサが行われており、観光も内部の撮影もできなかったのですが、ミサに少しだけ参加させていただくという幸運がありました。   この巡礼の旅が充実したものになることをお祈りし、大聖堂を後にしました。 巡礼の旅はまだまだ続きます。

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スピリチャルにパワースポット散策 瞑想の勧め「詩仙堂〜曼殊院散策」

瞑想をしたい方にお勧めのパワースポット、詩仙堂 今は、瞑想がオリンピック選手やハリウッドスターにも取り入れていますが、普段の生活の中ではなかなか難しいよく聞きます。心を鎮めたい。決意をするための時間を取りたい人にお勧めなのが、詩仙堂。 詩仙堂のある一乗寺の詩仙堂〜曼殊院の間には他にもたくさんのお寺があります。圓光寺、金福寺など。拝観料が必要なのは、詩仙堂と曼殊院のみ。人も少なく、気軽な散策で、自然も楽しめます。 現在、詩仙堂とよばれているのは、正しくは凹凸窠であり、詩仙堂はその一室のこと。凹凸窠とは、でこぼこした土地に建てた住居という意味だそうです。 詩仙堂・丈山寺は1641年(寛永18年)徳川家の家臣・石川丈山が隠居の為に造営した山荘が起源です。 なお詩仙堂の名称は中国の詩家36人の肖像を絵師・狩野探幽(かのうたんゆう)が描き、丈山自らが詩を書いた肖像を四方の壁に掲げた「詩仙の間」に由来しています。 狩野探幽の詩仙の間の肖像画は複製ですが、杉戸絵も建物も当時のままで、江戸時代にいるかのようです。 小さな門をくぐり石段数段、昼でも薄暗い竹林を通り抜けて突き当たりを左に入っていきます。玄関からお座敷に入ると庭園が開けます。 ここに座って庭園を楽しむことができます。四季折々の美しさがあり、いつも庭園を鑑賞する人が座っています。 庭に降りて散策することもできます。 小さな庭かと思いきや、意外にも広く、木々や花、水音、風の音、丁寧に作られた自然が楽しめます。 10代の頃から何度も通っていますが、この唐様庭園はいつまでも見ていたくなります。人が少ない平日なら、座敷に座って瞑想もおススメ。静寂の中に自然に心が静まっていく体験ができるでしょう。 お庭散策だけでも心が洗われます。心静かになりたい人はぜひ1人で行ってみてください。   続いて曼殊院へ さて、詩仙堂から道沿いにある看板を頼りに曼殊院へ。 歩いて15分〜20分程度でしょうか? 詩仙堂から昔ながらの住宅街を歩き、高台から美しい風景を眺めながら、最後に紅葉のトンネルを通り抜けると曼殊院に。 曼殊院は由緒正しい雰囲気がそこかしこに。 曼殊院は青蓮院・三千院・妙法院・毘沙門堂と並び、京都天台五門跡のひとつに数えられているのです。 曼殊院は天台宗の宗祖である最澄が延暦寺のある比叡山に鎮護国家の道場として創建した坊(小寺院)が起源です。 国宝の絹本著色不動明王像(黄不動)を拝見することができました。 拝観順にぐるりと回るとかなり広いなと感じました。台所には天保時代のお品書きが貼ってあり、当時を食から想像できます。   曼殊院のお守り お守りを購入。ピンと来たら購入するといいですね。そんな風に購入したお守りとは相性がいいように感じます。 おみくじは中に小さい七福神さんのどなたかが入っています。どれが当たってもいいもので、ずっと持っておけてご利益ありのおみくじっていいですね。 私は福禄寿さんでした。健やかに幸せに過ごせそうですね。 自然と歴史に触れながら、のんびり散策、心静かになるためにいかがですか? ★その他:宮本武蔵好きなら、一乗寺下り松と言えば一乗寺下り松の決闘ですね。武蔵の軌跡巡りにもおススメ場所です。 修学院も近所です。ただし修学院離宮拝観は事前予約が必要です。 一乗寺は小さなこだわりカフェやお店が散在しています。ランチも楽しめます。 アクセス・その他 詩仙堂・曼殊院~京都市左京区 アクセス:電車利用…叡山電鉄出町柳駅から乗車し、「一乗寺駅」下車。 バス利用…「一乗寺下り松」下車 京都駅前 ...

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スペイン・ポルトガル~巡礼の旅・基礎知識

2015年11月に訪れた、スペイン・ポルトガル。 この旅のテーマは、聖地「サンティアゴ・デ・コンポステラ」への巡礼です。 皆さんは、この地をご存知でしょうか? サンティアゴ・デ・コンポステラ スペイン北西端部にあるこの都市は、エルサレム、バチカンと並ぶ、カトリック教会三大巡礼地の一つです。 聖ヤコブ(サンティアゴ)の遺骸が祀られているためです。 そして、この地へと続く巡礼路のうち、フランスからの道は、世界遺産にも登録されています。 私たちが旅したのは、ポルトガルの道。 ポルトガルとサンティアゴ・デ・コンポステラを結ぶルートの見どころを押さえつつ、スペインとポルトガルの魅力も網羅し、観光として楽しむ旅です。 本来、人々はここサンティアゴ・デ・コンポステラに向かって歩きます。 日本でいう、四国のお遍路にも似ていますね。 巡礼の旅をしているという証明に、帆立貝の殻を荷物にぶら下げると、途中、教会などが宿泊を提供してくれていました。現在は、ジットという、ユースホステルのような、安宿に宿泊しながら巡礼を続けるようです。 私が訪れた「ポルトガルの道」は、あまり巡礼者は多くは無いようですが、世界文化遺産にもなっている「フランスの道」は、今も多くの人が旅を続けています。 自分を見つめ直すということ 信仰と占いの共通点は、心の拠り所、という部分ではないでしょうか。 励まされ、勇気づけられ、時に戒められ自分を省みるきっかけとなるなど、人生を少しでもより良く生きる、ヒントとなるようなものだと、私は考えます。 そして、巡礼という旅の中で、暑さ寒さや雨風に耐え、時折吹く風や暖かい日差しに癒されながら、何もない道を黙々と歩き、信仰について考え、自分について考えることが、強い精神力に繋がるのでしょう。 その心は、お遍路や座禅といったことにも、通ずるものがあるように感じます。 人の気持ちが動くきっかけのようなものは、大きな意味では世界共通なのではないかと、この旅路をゆく沢山の人々の姿を目の当たりにして、そう思います。 私も、占いという行為を通して、皆さんの助けになれたらと、想いを新たにした旅でした。 さて、いよいよ次回から、巡礼路の見所を、私の視点でピックアップしてお届けしていきたいと思います。 お楽しみに!

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