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スペイン・ポルトガル~巡礼の旅1(2015年12月)

更新日:2017/12/6

テロにも負けず!

今回は、2015年に訪れた、スペイン・ポルトガルの旅をお送りします。
ヨーロッパを周る巡礼の旅。折しもその頃はイスラム国が国際問題となっており、そして出発前はパリでのテロ。周囲の人からは危険だからと言われましたが、私はきっと大丈夫という確信があり、予定通り空港へ向かいました。

エールフランスでパリを経由してマドリッドへ。
翌朝、目覚めてホテルで朝食を食べているうちに徐々に旅気分が盛り上ってきました。

添乗員を含め、12名で大型バスに乗り込み、スペイン巡礼のツアースタートです。

ウエルガス修道院

まずはブルゴスに向かったのですが、大聖堂がミサを行っていたため、ウエルガス修道院へ。

実はこの修道院、シトー派の初期に作られた由緒ある修道院、ぜひとも訪れたかった場所なのです。
私たちは最初に王室の墓所である教会の主身廊に入りました。礼拝堂も複数あり、どれも厳粛な雰囲気が漂っています。気持ちが静まっていくのを感じました。

続いてロマネスク様式の回廊へ。この回廊は本当に美しかった!

クラシカルな回廊はしんとした静謐な空気が漂い、どこかミステリアスな雰囲気を感じました。その後はモスク風の礼拝堂、サンチャゴの礼拝堂、博物館を周って外へ。広大な修道院です。

この日ガイドをしてくれたルイスさんが、一番と言ってもいいくらいに熱く語っていたのが、エル・シッドについて。
彼の話ぶりからも、エル・シッドがスペインの英雄であることがひしひしと感じられました。
ウエルガス修道院では聖母子像や天使の像のほか、エル・シッドの像も飾られています。
城壁に飾られたエル・シッドを探しながら、改めて歴史に思いを馳せ、かなり歩き回ったのですが、疲れを忘れるほど感銘をうけた修道院でした。

そしていよいよ、サンタマリア門とブルゴス大聖堂へと向かいます。

ブルゴス大聖堂

ブルゴスはアルランソン川添いにある、中世に栄えた城下町で、かつてはレオン国王の領地でした。現在ではバスク地方とカスティーリャ地方を結ぶ交通の要所で、世界遺産だけでなく、農業・工業が盛んな地としても有名です。

ウエルガス修道院を出たバスに乗り、ブルゴスの旧市街地を抜け、橋を渡って見えてくる白亜の建物がサンタマリア門。
どっしりとした迫力がある建造物です。

15世紀に造られた12の門のうち、残った5つの門のひとつがサンタマリア門です。
16世紀、スペイン王カルロス1世を迎える凱旋門として改築されたもので、城壁の上段に聖母子像、中断の中央にカルロス1世、右に英雄エル・シッドの姿がありました。

門をくぐると目の前に大聖堂が現れます。これがブルゴス大聖堂です。

正式名称はサンタ・マリア・デ・ブルゴス大聖堂。
カスティーリャ王フェルナンド3世の命により建設された大聖堂で、1221年に磁石が置かれ、完成には500年もの歳月が費やされたそうです。
華麗な装飾を施された、芸術性の高いゴシック様式の教会で、入口上部のバラ窓、ランタン尖塔の交差部分の頭上にある繊細なすかし細工の星形ヴォールト、また、キリストや12人の使徒が並ぶ「ポルタダ・デ・ラ・コロネリア」が有名です。

当日はミサが行われており、観光も内部の撮影もできなかったのですが、ミサに少しだけ参加させていただくという幸運がありました。

 

この巡礼の旅が充実したものになることをお祈りし、大聖堂を後にしました。
巡礼の旅はまだまだ続きます。